野川土地改良区

野川小水力発電所(山形県長井市)

水と生き、水と闘ってきた生産者たち

 「集落を流れる野川は、昔“暴れ川”として有名だったんです」と語るのは、JA山形おきたまの生産者、工藤さん。


 朝日連峰の雪解け水は肥沃な大地を育みながらも、ひとたび大雨が降るとその実りを無にしてしまう顔も持っていました。2011年、上流にダムが完成すると環境が一変、田畑へと流れる水路も整備されました。
 時を同じくして、福島からたくさんの方々が避難されてきました。“何か力になりたい!”そんな思いから、“それなら整備された水路の水を使って発電しよう!"というアイデアが生まれました。

“電気の川”が生み出す恩返し

 そうして生まれた「野川小水力発電所」。発電タービンを回した水が、そのまま田畑を潤していく― その自然の循環から生まれる電気は「生産者たちの“支え合い”の象徴」に他なりません。これからも再生可能エネルギーのある社会を追い求める決意をした、と語ってくださいました。

パルシステムの“でんき”は産直そのもの

 天候や季節に大きく左右されがちなのが、再生可能エネルギーの宿命です。でも、米農家からすればそれって当たり前の話。肝心なのは「自然とどう向き合うか?」ってことなんです。仲良くもしつつ、ときには闘いながら、最後は受け入れる。いつも100年先を見ながら、この土地から生まれる恵みをどうするか、考え続けてるんです。
「パルシステムでんき」を利用する組合員さんからの電気代は、そんな未来づくりに活用させてもらっている― とも言えるんでしょうね。それって「産直」そのもの、ですよね!

― もちろん、おいしい米も作り続けるよ!

 

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