適正な契約容量(アンペア)の選び方

契約容量(アンペア)の変更を検討している方へ

契約容量(アンペア)の変更は計画的に!

 契約容量(アンペア)を変更した場合、原則として1年間は再度変更ができません。
普段の電化製品の使い方を考慮せず、単純に家族の人数が減ったからと契約容量(アンペア)を引き下げてしまうと、分電盤のブレーカーが落ちやすくなり生活がかえって不便になることがあります。
家庭の電気使用量は季節によっても違うので、契約容量(アンペア)を変更するときは、1年間でもっとも電気をたくさん使う季節を想定して決めましょう。

1.使用する電化製品のアンペア(A)消費量を確認しましょう!

電化製品の消費電力はワット(W)で表示されています。
アンペア(A)は100V(ボルト)の場合、100Wで1A、1,000W(1kW)で10Aとお考えください。

※上記のアンペア(A)消費量は目安となります。実際のワット数・アンペア数は各機器の取扱説明書などをご確認ください。

2.瞬間的なアンペア(A)消費量を確認しましょう!

契約容量(アンペア)の大きさは、同時に使用できる電気の量を表しています。
同時に使用する電化製品がどのくらいあるか確認し、適正な契約容量を把握しましょう!

<アンペア(A)消費量の考え方>
1年でもっとも電気を消費する冬の夕食時に、電化製品を複数使用した場合を想定して考えます。
【例】以下の電化製品の同時使用を想定した場合
・450リットルの冷蔵庫が1台ある。
・家に帰ってきてすぐにエアコン(10畳用)1台の電源を入れた。
・炊飯器(5合)の炊飯ボタンを押した。
・ニュースを見るためにプラズマテレビ(42型)の電源を入れた。
・ご飯が炊けるまでの間、掃除機(強)をかけた。

※計算上は契約容量(アンペア)に収まっていても、瞬間的に電力消費が上がった場合、分電盤のブレーカーが落ちる場合があります。

3.契約容量(アンペア)変更の手続き方法と注意点

(1)お手続き方法
契約容量(アンペア)の変更にはお手続きが必要です。
次の①~③をご確認の上、パルシステムでんき問合せセンター(0120-868-106)までご連絡ください。
①契約容量(アンペア)を下げる場合、分電盤のブレーカーが落ちやすくなることを理解した。
②変更後の契約容量(アンペア)が適正であることを確認した。
③変更後、原則として1年間は再度変更ができないことを確認した。
※契約容量(アンペア)の変更は、基本的に宅内工事が必要となりますので、予めご了承ください。

(2)契約容量(アンペア)変更の注意点
・契約容量(アンペア)を変更した場合、原則として1年間は再度変更ができません。
・契約容量(アンペア)を変更しからといって、電気料金は必ずしも下がるとは限りません。
  電気のご使用状況等によっては電気料金が上がる場合もありますのでご注意ください。
・6kVA以上の契約容量の変更には別途手続きが必要になります。