百村第一発電所(栃木県那須塩原市)
百村第二発電所(栃木県那須塩原市)
蟇沼第一発電所(栃木県那須塩原市)
蟇沼第二発電所(栃木県那須塩原市)
新青木発電所(栃木県那須塩原市)
地域の歴史を受け継ぎながら「水」の可能性を追求していきたい
「かつてこの一帯には、 390基もの水車が動いていたんです」と語るのは、 那須野ヶ原士地改良区連合の星野さん。
那須岳から寒風吹き降ろす、 荒涼とした高原地帯の開拓がはじまった明治以降、“水の一滴は、 血の一滴”とまで言われるほど、 農地や牧草地を広げるため先人たちが労苦を重ねた土地柄。 小さい時からそんな歴史を聞いて育った星野さんたちは今、 “でんき”を発電するという形で 「水」の可能性を広げようとしています。
「私たちは“土地改良区”という立場で用水路などの整備、 保守管理を行いながら、 地域の人たちにできる限り公平に水が行き渡るよう日々努めています。水というエネルギーを“でんき”に生まれ変えさせながら、本州一の酪農地帯でもある故郷— 那須を、100%エコな町としてさらに発展させるのが夢です!」(星野さん)