パルシステム千葉

パルシステムのおひさまシェアリング(千葉県香取市)

原発事故の学びを、忘れないため

 福島第一原発事故の後、千葉県香取市で農業を営む生産者も放射能問題の対応に追われました。 畑に降ったかもしれない放射性物質の除去のため、ひまわりを一面に植えて吸着する実験をはじめ、ありとあらゆる取り組みをしながら、残留放射能の検査も繰り返す日々。 実害とともに風評被害にも翻弄されるなかで、私たちができることは「事実を追求し続けること」だけでした。

あの経験は忘れてはいけない

 いまだに故郷に帰れない方がいる事実に向き合いながら、「信頼」とは何か?「育てる」とは何か?ということを問い続ける責任が、私たちにはあります。千葉県香取市で農業を営む生産者さんの畑の上で太陽を浴びるパネルで“でんき”を作ることは、その決意の象徴なんです。