野菜くらぶ発電所(群馬県利根郡昭和村)
「エネルギーの循環」をめざして
「いっしょに働く仲間とは"家族的"につながっていくのが、私の理想。社内に託児所を設けたのもそんな思いからでした。加工場で働くお母さんは安心して仕事に集中でき、昼時には子どもといっしょにごはんを食べる。毎日笑い声が絶えません」と語るのは、㈱野菜くらぶの澤浦さん。
私たちは「野菜づくり」が仕事ですが、働く人とも、それを食べてくださる方とも、いっしょに「循環」していけたらもっといいものが作れると確信しています。 そんななか、今取り組んでいるのが「エネルギーの循環」なんです。
再生可能エネルギーは人を明るくする
高校の卒業論文は「風力発電」でした。 自然のエネルギーを巡らせることで、社会が豊かになるなんてすごい!って思ったんですね。
それから25年余。 東日本大震災が発生し、改めてエネルギーのあり方を考えさせられ、太陽光発電事業に挑戦することに。 その話を組合員さんたちに話してみたところ、みなさんとても賛同してくださって、「再生可能エネルギーは、周りの人も明るくする力があるんだ!」と実感しました。 今後はさらにバイオマス発電にも挑みながら、「循環ある社会づくり」に関わっていきたいと考えています。