2025年8月21日にパルシステム東京が主催する柚ノ木発電所見学ツアーに参加させていただきました!
午前中は、山梨県企業局と柚ノ木発電所についての説明、そして再生可能エネルギーに関する学習会

山梨県企業局の手塚さんが講師となり、柚ノ木発電所と再生可能エネルギーについて詳しく解説してくださいました。現在、山梨県企業局では、28の水力発電所を運営、県全体使用電力の8%、一般家庭13万軒分の電力を発電しています。

笛吹川水系で一番大きな発電所である柚ノ木発電所は、18,100㎾という高い発電能力を持っています。柚ノ木発電所の水圧鉄管の高さは、なんと246m・・・!東京都庁とほぼ同じ高さです。
発電の仕組みは、上部の水槽から最大8.5トンの水を鉄管に流し、その勢いで水車を1分間に750回転させることで発電します。発電に使用された水は、調整池から畑や水道水として利用されているとのことです。

現在、地球温暖化が世界的な問題となっていますが、その主な原因の一つが、二酸化炭素を多く排出している火力発電です。驚くべきことに、日本の発電所の約7割が火力発電で占めています。これに対して水力発電は、二酸化炭素を排出しない地球に優しい発電所です。
\ ぶどうが有名の山梨県ですが、ぶどうにピンチが…
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ピンチの原因は、「着色不良」が広範囲に広がっているとのことです。高気温や大雨といった急激な気候変動や二酸化炭素などの温室効果ガスが原因となっています。
午後は柚ノ木発電所見学とドローン操縦体験!
柚ノ木発電所の構造をご説明していただいた後に、先程ご紹介した246mの水圧鉄管を見学させていただきました。鉄管路の脇にある急な階段を、息を切らしながら途中にある橋まで登りました。途中まででも足が震えるほど高く、階段を登るだけでもとても大変でした。企業局の皆さんは、設備点検のために月に一度頂上まで登っているそうです。
ドローンによる監視・点検も行われています。ドローンによる点検は、野生動物や蜂などの被害対策としても効果があります。
今回はドローンの操縦体験もさせていただきました!なかなか操縦することがないドローンに、子どもたちは楽しそうに操縦していました!
・再生可能エネルギーについて考えるきっかけになりました
・電気について学ぶきっかけになりました
・電気について理解を深めたいと思いました
など、たくさんの感想をいただきました。電気の大切さと再生可能エネルギーへの理解を深めるきっかけになってくれたら嬉しいです。

ツアーの最後には、山梨県企業局キャラクター「ゴロン太くん」とパルシステムキャラクター「こんせんくん」が駆けつけてくれました!

