柚ノ木発電所（山梨県甲州市）
藤木発電所（山梨県甲州市）
小屋敷第一発電所（山梨県甲州市）
小屋敷第二発電所（山梨県甲州市）
野呂川発電所（山梨県南アルプス市）
電気も食も水のチカラで！
「化石燃料を使う火力発電は“点火”しないと電気を作れませんが、私たちの水力発電は“無点火（むてんか）”で電気を作れるんです。山梨県の豊かな水の恵みを使った安全で安心できる「でんき」をみなさんにお届けしています」と語るのは山梨県企業局の桜井さん。
「柚ノ木発電所では、水路を用いて河川の水を導き、落差のある場所から水を落とすことによる勢い(位置エネルギー)で発電をする水路式を活用していて、発電に使用された水はそのまま麓の用水路を通じて、山梨県内の田畑を潤しているんです」と桜井さんはいいます。
柚ノ木発電所では、200m以上の高さから水を落とす勢いを利用して発電しています。
最新の技術で設備を点検！
以前は鉄管路の月次点検を全て人力で行っていましたが、現在はその作業の一部をカメラ搭載のドローンで行っています。
ドローンによる監視・点検は業務の効率化を図るだけでなく、野生動物や蜂などによる人的被害への対策としても効果があります。
リモコンに映し出される映像はとても鮮明で、点検の際には人の目が届かないところもしっかりと確認できます。
急傾斜（最大斜度５５度）の鉄管路は、作業員が実際に点検した場合、約半日かかる危険な現場です。