親子で再生可能エネルギー体験ツアー
パルシステムでんきでは、7月26日(日)〜27日(月)の2日間、5組のご家族とともに「親子で再生可能エネルギー体験ツアー」を開催しました。山々に囲まれ、温泉資源と湧き水の双方に恵まれた福島県。北部に位置する土湯温泉は豊かな自然に囲まれ、付近には清流としても有名な荒川が流れ、あらゆるところから温泉の蒸気が上がっています。発電時の熱の二次利用を体感するエビ釣りや、手回し・風力発電の工作体験など、親子で楽しみながらエネルギーの大切さを学んだ2日間の様子を一部ご紹介します。
発電所の温水を活用!エビ釣り体験
福島市土湯温泉町に位置する土湯温泉16号源泉バイナリー発電所(地熱発電所)では、発電所の処理水(温水)を利用して育てられたエビの釣り体験を行っています。エビは大きいもので15cm以上の個体もあり、ちくわなどの餌で10分間釣りあげます。自分たちで釣り上げたエビはその場で香ばしく焼き上げ、美味しくいただきながら「エネルギーの有効活用」を肌で実感しました。

POINT!
ここではバイナリー発電後の熱水を2次利用し、山の中でエビを養殖することで地熱開発の理解促進を目指しております。エビは非常に身近な生物ですが、オニテナガエビは国内での養殖事例は極めて少なく、完全養殖(産卵孵化から畜育までを一括して実施し、固体を繁殖させること)を行っております。電力や化石燃料の消費が抑えられるとともに、土湯温泉町地域限定での消費を目指すことから、福島を代表する新たな観光振興と賑わいの創出を目指しております。
再生可能エネルギーの力で発電してみよう!
再生可能エネルギーや発電所に関する講義を行いました。地球温暖化の現状や、なぜ今バイナリー発電や風力発電といった再生可能エネルギーが必要なのかについて、プロジェクターの資料を見ながら分かりやすく学びました。真剣な表情で講義に聞き入る参加者のみなさん。親子で熱心にノートをとる姿が見られました。

学びを深めた後は、紙コップを使用した風力発電の工作を体験しました。モーターの先端に「紙皿で作った手作りプロペラ」を取り付け、風を当ててLEDライトを点灯させる実験に挑戦しました。「どうすれば風をしっかり受け止められるか?」「プロペラの角度や形をどう工夫すれば強く回るか?」試行錯誤を繰り返して見事ライトが点灯すると、会場から嬉しそうな歓声が上がりました。
紙皿プロペラに風を当てて発電成功!ものづくりの楽しさと発電の仕組みを同時に学びました。
手回し発電機を使った発電体験をしました。 手回し発電機をつないだ先にあるのは、可愛らしい豚さんのおもちゃです。子どもたちが一生懸命ハンドルをぐるぐる回すと、発電された電気で豚さんがトコトコ動き出します。「回し続けるのって結構大変!」「電気をつくるのって力が要るんだね!」と、身近な電気のありがたみを体感する時間となりました。豚さんのおもちゃを動かすために一生懸命発電している様子にとても癒されました。
おわりに
あいにくの悪天候による行程変更もありましたが、参加された子どもたちは再生可能エネルギーへの興味・関心が一段と高まった様子で、目を輝かせながら帰路につかれました。
自分たちの手や風の力で電気をつくった体験、そして発電の熱を命(エビの育成)に繋ぐ仕組みを学んだ体験は、きっとこれからの生活の中で環境について考える素敵なきっかけになるはずです。
ご参加いただいた5組のご家族のみなさま、本当にありがとうございました!
パルシステムでんきでは、これからも未来の地球環境について親子で楽しく学べるイベントを開催してまいります。


